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「コンパクトで高性能、摩耗しない」。 要求に応える、ベストな配合を探究。

開発課題の例

新たに開発するカーボンブラシにお客様が要求するおもな要素は、小型(軽量)化、高効率化、摩擦への耐久性アップ。トライスでは以下のような課題に取り組み、「カーボン+銅+α」の素材開発でクリアしてきた実績があります。

スタータモータ

耐久性アップ

信号待ちごとのアイドリングストップ機能がクルマに搭載されたのに伴い、エンジン始動回数は著しく増加しました。そこで課題となったのが、カーボンブラシの耐久性。以前の数万回から、現在では10倍以上の数十万回まで向上させることに成功しています。

スタータモータ

高電圧化

ガソリンエンジンのみの自動車では燃料ポンプ用モータに付加される電圧は12~13.5Vでしたが、ハイブリッド車では更なる高電圧が求められます。モータにとって過酷な条件を、サイズアップすることなくクリアできるカーボンブラシの開発が求められています。

不純物に強いカーボンブラシ

新興国では多くの場合、ガソリンの質が悪く、モータに悪影響を与える不純物が混入している場合もあります。ガソリン中の不純物により腐食や電食等の不具合が考えられるため、新興国向けの自動車に搭載する燃料ポンプ用モータのカーボンブラシには、ガソリン中の不純物に対する対策が必要となりました。

スタータモータ

最近のクルマはエンジン音の静粛性がセールスポイントの一つですが、その実現のために、運転席や助手席に聞こえるエアコンのブロワモータやパワーステアリングモータのブラシ音も抑えることが求められます。「耳障りな高音だけを取り除きたい」といった要求にも応えています。

開発体制

開発部門は、お客様であるモータメーカー・自動車関連メーカーからの依頼を受けて開発を行うチームと、試作、新事業向け開発、材料開発の各チームに分かれ、直近の課題だけでなく、将来を見据えた先行開発にも取り組んでいます。
社内には「音」の問題に取り組むための防音室をはじめ、モータの出力プロファイルを確認するスタータ出力試験機や、材料開発を行うための様々な試験・測定・分析機器も多数取りそろえ、お客様ともタイアップしながらメカニズムの解明やノウハウの蓄積を行っています。

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